サブタイトル:「もう、無理です」――約束を破る、イキマンコの烙印
感謝しか口にできない連続の寸止め責めを終えた時、自分で望んだこととはいえ、君は狂おしいほど枯渇しています。
闇の中で弄ばれ、寸止めを繰り返されたクリトリスは、程よく充血し、次の刺激を待ちわびて、小さく震えている。
もちろん、すぐには与えません。
まずは僕の舌で、さらにゆっくりと刺激します。
第一章:舌という名の、残酷な揺りかご
「そのまま足は開いててね。それとも一度閉じて休む?」
いちおう聞いてあげた後、続けてほしそうに足を開いているままだったので、まずは顔を寄せて、息を吹きかけます。
「ひっ……!」
弱い刺激でビクビクするのは恥ずかしいですよね。
次に、電マという無機質な振動とは違う、生身の舌がもたらす湿った刺激。
少し剥いてあげたうえで、ピタピタ当てるように刺激を続けます。
まだまだ決してイかせません。されるがまま、電マよりも遥かに弱い刺激を少しずつ与えます
しばらくして、僕は目隠しを、ゆっくりと外します。
髪の毛を優しく掴み、目を覗き込む
潤んだ瞳が、戸惑うように僕を捉える。
至近距離。互いの呼吸が混ざり合うほどの距離で、瞳を合わせる。
第二章:指一本で、理性を砕く
「指置きするからね」
そっと人差し指を置きます。
少しだけ爪を当てて、ただ、置くだけ。基本的には動かさない。圧もかけない。
たまに不規則にクリッと指を動かします。
身体は反応する隙もないぐらいの小さな刺激
でも、目と唇にはかわいい反応が現れます。
「指置きって、たぶん君の一生で僕しかしてくれないからね。この瞬間をしっかり味わいなさい」
真っ直ぐに目を見つめながら、僕は囁く。
「目を逸らしたら、また最初の寸止めからやり直すからね」
僕の視線から逃れるのも許しません。
「自分がどんな顔で感じてるのか知ってる?どんなに歯を食いしばってても、すごい欲しそうなエロ顔してるよ」
視覚という情報で、羞恥心を更に追い込みます。自分が、どんな顔で、どんな身体で、僕の指一本に支配されているのか。その事実が、彼女の理性を少しずつ、確実に砕いていく。
5分ぐらいしたあと、
「さて、入れてほしいなら、お願いしてもいいよ(ここまでおねだり禁止)」
「……いれて、ください……おねがいします……」
第三章:破られるための、約束
僕は、慈しむように君の髪を撫で、そしてぎゅっと掴んで言います。
「僕が許可するまで、絶対に、絶対に勝手にイかないって約束したら入れてあげる」
「そんなの無理です」
「そんなにイキ顔見てほしいの?この状態で1回イッたら、歯止め効かなくなるけど、イキ続けても一切遠慮しないからね」
「わかりました。お許しがあるまで、絶対に、いきません……」
涙声で誓う
「良い覚悟だね。約束してて勝手にイッたら、お仕置きするからね。そんなに入れてほしいんだね」
はっきり馬鹿にした声で僕は言い入れてあげることにします。
「ここから先は目を逸らしたら、抜くからね。ずっと目を見ててね」
といい、秒速1秒ぐらいで、ゆっくり一番奥まで進めます。
そして、奥にあたったら、ぎゅっと当てたまままま、一切動かない。
ただ、深く繋がったまま、君の瞳を、見つめ続けるだけ。
この責めに慣れていれば、大抵は奥にあたった時点でイキ堕ちます。
そしたら、髪の毛を掴んだまま、そのままじっと動きません。
もし、すぐにイカなくても、必死のイキ我慢をして、次第に表情が苦悶に歪んでいきます。
奥にある、一番敏感な場所に、ただ動かさずに押し付けられている。
それまで知らなかった静かな刺激と、セックスで本当に溶けるようにつながっているという身体と心の接続感が、君の身体の奥から、快感の津波を掘り起こします。
すぐにイカなくても、数分のうちには内から快感が全身に広がっていき、イキたくで仕方なくなります。
「……っ、……ぁ、……むり……」
「……だめ、……いき、ます……っ!」
「イクな!絶対イクな!約束しただろ!」
命令口調では一切語らない僕が、このときだけは強く命令します。
なにしろ、僕の命令で一番重いのが「勝手にイクな」ですから。
君は声にならない声で叫びながら、動いていないものを独りで締め付けて、押さえつけられた腰をわずかに振って自分自身で、勝手にイってしまいます。
約束を破った彼女は、呆然とした顔で僕を見つめる。でも気を抜くと、すぐに次の波が来ます。
僕は、呆れ顔で笑ってあげます。
「ほんとにダメな子だ。約束、破っちゃったね、これからお仕置きでボロボロにしてあげるからね」
恨みがましく僕を睨み返す子や、泣きそうになりながら唇を噛む子。色々いますが、この状態で一回イカされてしまうと、そのまま動かずに待っていれば第二波、第三波が襲ってきます。仮に、初回の徹底焦らし責めでそうならなくても、いずれは全身の性感帯が育って、そうなっていきます。
「今からでも良いから、イキ我慢しろ!」
でも一切我慢できず、快感の波に流されるままになります。イクたび「ごめんなさい」「やめて」「もういや」「もうイキたくありません」何度も何度も、一人で締め付けて羞恥の中、僕の目を見ながら果て続けます。
「許さないよ。遠慮しないって言ったよね?」
呆れ顔でみつめながら、独りで締め付けてイクのをニヤニヤ眺めてあげます。
本当の「開発」
「約束破ったんだから『イキマンコでごめんなさい』って謝りなさい」
何度もイキながら、黙って涙目で「違う」と首を振るのがとてもかわいい。
でも誰がどう言おうとも、奥に当てられたまま、何度もイクのはただの淫乱。
「イキマンコにされて嬉しいよね?淫乱なイキマンコにされたかったんだよね?理解できるまでいじめ抜いてあげるからね。今からまた寸止め地獄におとしてやっても良いんだよ。お礼を言いなさい」
「はい。イキマンコにしていただいてありがとうございます」
そう言われると、歯を食いしばりながら渋々認める。
君は、この瞬間、全身が膣に支配されているのを知ってます。
ここから反抗したら、自分の淫乱さを理解させられるだけ。
僕にひどい責めの口実を与えるだけ。
僕が本当に開発したのは、君の膣ではなくて羞恥心とドM心。
僕を前にすると、絶対に守れない約束でも口にして、入れて欲しくなる淫乱さ。
羞恥系M女さんは、心の性感帯が大きいから、身体が心に全部持っていかれるのです。
このあと、次の儀式に進みます。
約束を破り、「イキマンコ」の烙印を押された彼女。しかし、本当の屈辱と快感は、この後に続く「儀式」で与えられる。
まだ、一度も突かれていないのだから。








